このカバーの目的は遮音というより断熱もかねているようにも思うのですが、材質は薄いステンレスのようで指ではじくとよく響きます。マフラーはもともと消音装置でもあるので遮音は必要ですね。実際、エンジンがかかっている状態では結構な音がしています。以前見たブログの中にここの裏側にカーボンシートを詰めていた方がおられました。車体下なので繊維系の材料は不可と思っていたので今回は良さげです。
作業はそのままではしにくいので、ちょっと工夫して車体後部を持ち上げてみました。ブロックが壊れると私の命も危ないのでちょっとスリルがありますが、アンダーカバーを外すとよく見えます。
もともと、マフラーの振動が直接車体に伝わらないようにゴム系の部品を介して車体に取り付けてあるようです。それでも音は伝わるのでマフラーカバーがあるのでしょうね。
このステンレスカバーは3カ所で車体にボルト固定されています。うち2カ所は外れたのですが、マフラー直上の一カ所がどうしても外れません。仕方なく残りの2カ所に制振合金ワッシャーを取り付けました。効果を考えて1mm厚×8mm径のワッシャー2枚でカバーをサンドイッチするようにしてみました。
指ではじいてみると振動がすぐに収まります。3カ所にできなかったのが残念ですが、制振効果は出ているようです。動画も撮ってみましたが、残念ながら音に関してはうまく再現できていませんが「感じ」はわかるかも。
で、実際に走行してみるとエンジンが回るときのこもり音がいくらか軽減されたように感じます。ここはほんとに感覚の世界で客観的にどうこういえませんが、私的にはエンジン音がいい感じに聞こえます。
ここは工具をそろえて再チャレンジですね。
ジャッキアップは嫌なのでブロックを重ねて段にします ただし、ブロックがつぶれる可能性があります。 もしもつぶれると大けがをするのでお勧めはしません |
見晴らしが良くなって裏側がよく見えます アンダーカバーもしっかり取り付けられています |
今回の作業対象のマフラーカバーです 3本のうち1本はタイヤハウスに直止めです |
マフラー本体はゴムを介してつり下げられています |
車体中央部もゴムを介して振動が伝わりにくくなって いました |
これはおまけですが、一年後でも錆が出てませんね。 Fitなどでは凄い錆が出ているみたいですが・・。 |
取り付け完了です。ワッシャーがかろうじて見える? |
今回はWEBカメラも動員して音を拾ってみました |
取り付け前
取り付け後
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