2014年1月19日日曜日

新型アコードハイブリッドの静音化作業・左Cピラー付近

今日は気温が低かったので迷っていたのですが、誘惑に勝てず左Cピラーとその下の静音化をしてみました。

 左の内張を外してセンターの内張をめくると、巨大なリチウムイオンバッテリー容器とその上を厚く覆うシンサレートが見えました。バッテリー上部は薄い鋼板で覆われていて叩くと結構響きます。ここにシンサレートを大量に使っている所を見ると案外うるさいのかもと思ってしまいます。

 まず、このバッテリーの上にレアルシルトをたっぷりと貼りました。ただし意味があるかどうかは不明です。ついで肝心のCピラー付近ですが、大きな空間があって制振板は床とタイヤハウスにほんの申し訳程度についています。ここからはタイヤハウスにもアプローチが可能でした。何も貼ってない左の外板にレアルシルトをどんどん貼っていきます。ついでにタイヤハウスにもたっぷりと貼りました。右側の倍は貼ったでしょうか。外から叩くとほとんど響かなくなりました。

 ついで吸音材としてニードルフェルトを片っ端からつめていきます。奥の方はいくらでも入るのでちょっと困りました。下部にエアーの排出孔があるのでこれを塞がないように気をつけて貼りました。全体に形を整えて内張を戻して終了です。

 あとで考えると、Cピラー下の外板にはエプトシーラーを貼ればよかったかもと反省しています。大量に詰めたニードルフェルトが落ちてきてエアーの排出孔が塞がれると困るので、時間ができたら再度やり直す予定です。トランクの上部が鋼板むき出しでスカスカなのですが、バッテリーの冷却のためのエアーを通す構造なのかとも思ってしまいます。そうだとすると今回は少しやりすぎたかも・・。

 で、その効果ですが後ろからの音はいっそう減った気がします。というよりほとんど何も聞こえてこないくらいです。その分、前と下からのロードノイズが気になります。ここもデフォルトの状態よりは遥かに静かになっているはずなんですけどね。

手前はシンサレートを貼っています

内張を外すとタイヤハウスはフェルトで覆ってました
それ以外は帆どんど何もなく、見事にスカスカ

これが心臓部のリチウムイオンバッテリーです
上部を厚いシンサレートで覆っていました

シンサレートの下にレアルシルトを貼りました

溝の左がCピラー下部外板、右がタイヤハウス後部です

叩いて響くところには「惜しげもなく」貼りました

ニードルフェルトをこれでもかと貼っています
このあと内張を戻して終了です

2014年1月13日月曜日

新型アコードハイブリッドの静穏化作業・番外編 スーパーデッドニング

今日、年末から業者さんに予約していたフロントドアのスーパーデッドニングをしてもらいました。

明石まで高速を飛ばして、朝の10時に預けて夕方の6時に作業終了。スピーカーやアンプは純正の物をそのまま使いました。

結果は「すばらしい」の一言。

元々が静かな上にそこそこ音も良かった訳ですが、ほんとに「目から鱗」の変化です。


音の分離が格段に良くなって、特にボーカルがよく聞こえて車内がオーディオルームに変身です。大音量で聞きながらかえって来ました。

おまけの効果として、車内に入るロードノイズがぐっと減りました。その分、音楽に集中できます。

値段は少々かかりますが、これはおすすめです。

明石の「alive」という業者さんです。以下の写真は
その業者さんから説明を受け、コピーをいただきました


右側フロントドア  この内張をはがします

こんなになっています

黒い幕をはがすと制振材も吸音材も全く無いですね
これではどんな良いスピーカーでも「いい音」はでません

この業者さんの「こだわりの音創り」の途中です
音を微調整してデッドニングの出来上がり!







2014年1月12日日曜日

新型アコードハイブリッドの静音化作業・右Cピラー付近

 昨日、エンジンルームを見て静音化対策できる場所はないかと探していたらエンジンの下に地面が見えました。あれ?
 
 確か、新型アコードハイブリッドは「車体底部をマスクして空気抵抗とロードノイズを減らしている」との記載があったと記憶していたので前部の底面も覆われているものと信じていました。これではロードノイズがエンジンルームのフロントバルクヘッドを通って室内にに入りまくりですよ、きっと。しかも運転席付近は配管が密集していて、手が入る隙間もありません。エンジンルームからのアプローチは素人には無理と判断しました。
 
 で、もしかしてと後部車体底面を覗いてまたしてもビックリしました。なんとマフラーの内側の隙間からトランクルームの鋼板が丸見えです。手前は一応何やら吹き付けてますが、その前の方は鋼板そのもの。これでは後ろからもかなりの振動やロードノイズが入りますよね。
 それと前から気になっていたのが、Cピラーとその下のボディ外板のビビリ感です。叩くとボンネットと同じくらい響きます。右側がひどくて、左はガソリンの注入口があるためかそれほどでもありません。
  
 という訳で、今回は右側後部の静音化に取りかかりました。いろいろとグッズも買いそろえていて、今回は初めてニードルフェルトを使います。シンサレートは高性能らしいですが、高価なのが欠点です。その点ニードルフェルトは厚さ10mmで幅90cm×10m巻きが何と3465円で手に入りました。使い放題です。

 トランクルームは外側の対策も必要ですが、今回は内側から攻めます。前回対策したところは外の状態からして不十分です。もう少し遮音材が必要ですね。
 内張を外してみると、バッテリーの冷却装置がデンと置かれていてあんまり塞いでもいけなさそう。なので、まずはレアルシルトをCピラー付近のボディ鋼板になんとか貼付けます。手を入れる隙間が狭いので大変。5×30cmを2枚と5×20cmを2枚貼付けました。これだけで響き方がぐっとくぐもった感じに変わりました。
 次いでフロアにもレアルシルトを貼付けながら、その上にニードルフェルトを敷き詰めます。あと、塞いでも差し支えのなさそうな空間にはできるだけ押し込んでみました。
 最後に冷却ファンも全体を覆いました。元通り内張を戻して右側が終了。時間の関係で遮音シートを使わなかったのがちょっと心残りです。

 で、また走って効果を確認します。今回は比較的低音のノイズが減ったようで、段差や荒い路面からの反響が少ないです。さらに快適さを増しました。これも丸!
 次回は左の後部とフロントフェンダーの予定です。

右のマフラーの内側に熱遮断板を隔てて
白いトランクルームの底が露出しています。
手前には一応は白い防音材?を塗ってあるようです

その前方は全く対策されてなくて鋼板むき出し

今までに対策したトランクルームの底です

基本的には制振材とシンサレートを使っています

右の内張を外すと電池の冷却装置が複雑に配置されてます
床には制振材が少しあって、内張の方にシンサレートが
ほんの少し貼付けてありましたが防音効果は甚だ疑問です

左上のファンからこのダクトを通って出るのか入るのか
よくわからないので開口部は塞がないようにします

通り道を塞がないようにニードルフェルトを敷き
詰めます。これだけすると達成感がありますね。
このあと、左上に見えている冷却ファンも覆いました





2014年1月2日木曜日

新型アコードハイブリッドの静音化作業・ボンネット

 今日は、ボンネットの制振と吸音シートの取り付けを行いました。

 もともと防音ボードはついていますが、外してみるとフェルトを申し訳程度に張ってあるだけです。ボンネット裏は鋼板でしっかり補強されていますが、ボンネット自体は軽量化の為にアルミ製です。外から叩くと振動するのが目で確認できるくらい薄くて響きます。特に運転席近くの中央付近がその傾向が著しいようです。普段だと天井と同じく雨が降ったときによく響きます。例えるならトタン屋根の下にいるような感じです。

 防音ボードを外したまま車を走らせると車内では「ちょっとうるさいかな」という程度ですが、外で聞くとついているときと比べてエンジン音がかなりうるさいです。効果が確認ができたところで作業を再開します。
 
 裏から叩いてみてビビリ音の強いところにレアルシルトを貼付けます。残念なことに補強の鋼板が邪魔をして運転席近くには直接貼れません。仕方なく鋼板に貼付けてみました。せっかくアルミまで使って軽量化したのにメーカーさんに怒られるかもしれませんね。

 ついでに防音ボードのほうにシンサレートを一枚貼付けて吸音効果を高めます。もっと厚くしたいのですが、そうするとボードが元通りに収まらないので仕方ありません。

 元通り防音ボードをボンネット裏に取り付けて作業終了です。

 で、その効果ですが車内では聞こえてくるエンジン音が鈍いというかマイルドになった感じです。音の大きさも若干小さいかなと思います。ビューンと走らせてもエンジン音が以前ほど気になりません。いい感じです。


ボンネット裏の防音ボードを外しました

鋼板の支柱はしっかりしてますね
レアルシルトをアルミのあちこちに貼付けていきます
吸音のためにシンサレートを追加します

 

2014年1月1日水曜日

新型アコードハイブリッドの静穏化作業・続編

 年末の後席シート下対策のあとで、妻が「前と下からの音がうるさい」と言っていたのでその対応をしました。元旦からというのもアレですが、休みが飛び飛びなので仕方ないですね。前と下という事はエンジン音とロードノイズという事です。
  
 そこでまずはグローブボックスを下に外して(取り説のエアコンのフィルター交換の項に外し方が書いてあります)、隙間からのぞいてみました。Aピラーの下の部分から前の方にかけて鋼板むき出しで穴がいっぱい空いていてスカスカです。しかも風が通ってくるくらいなので前からの音が回り込んでくるのは確実と思われました。まず吸音材としてシンサレート(15mm厚)を広く貼付けました。片手がやっと入るくらいの隙間しかないので2枚に分けて奥へ入れてから広げるなどの工夫が必要で結構大変です。
これだけではまだ頼りないので、その上から例の遮音シートをかぶせるように貼付けます。パタパタしないように10mm厚の発砲ウレタンシートを貼付けて押さえます。グローブボックスの左右の外枠にも10mmの発砲ウレタンシートを貼付けます。

 次に前席フロアの遮音シートの下にシンサレートを追加で敷き込みました。遮音シートについている吸音材は薄いので効果不十分と考えました。15mm厚なので下に敷いても多少はモコモコして床が持ち上がった感じです。純正のフロアマットが上にあるので比較的安定はしていますが。前席だけなのですが、とりあえず前の部分への対応という事で作業を終えました。

 結果ですが、確かに助手席側からのエンジン音は小さくなりました。フロアからのロードノイズも感覚的には、かなり押さえられています。郵便局まで妻を助手席に載せて往復しましたが、彼女も騒音が小さくなったと感じていましたので効果はあったようです。

 残された課題は、ボンネットとタイヤハウスの処理ですね。フロントドアは2週間後に明石の業者さんにデッドニングをしてもらう事になっています。最後に天井裏が残ってしまいますが、素人には無理なのでいつかは業者さんに頼む事になるかも知れません。

 これだけいじっていると新車の感じがしなくて、いかにも「自分の車」と言う気がします。