2009年5月31日日曜日

弥生の遺跡が道路の下に







2年以上前から家の近くの道路工事が進んでいた。

と言っても、そのほとんどの期間は弥生時代の遺跡(住居跡)の発掘をしてた。

こんな近くに、しかも畑を何十センチか掘っただけで弥生時代の遺跡が現れるなんてびっくり & 感激・・。

一昨年、教育委員会主催の説明会などもあって興味深く聞いた。このまま保存できたらいいのになんて思っていたけどその後は急ピッチで工事がすすんだ。

で、とうとう道路がほぼでき上がってしまいました。

あの遺跡がこの道路の下にあると思うと、何だかね・・。

いっそ道路なんか造らなければ良かったのになどとつい思ってしまうのは不謹慎?

2009年5月29日金曜日

ぼくらの時代

5月26日、作家の栗本薫(本名:今岡純代)さんが亡くなった。

新聞の記事で突然知ったのだが、享年56歳と私と同じ年齢だった。調べてみたら昭和28年2月13日生まれなので私より2ヶ月ほどお姉さん。早生まれになるので学年は一つ上になるんだね。

自分で言うのもへんだけど、亡くなるにはまだまだ早すぎるよね。

栗本薫さんといえば、最近の若い人なんかだと「グイン・サーガ」なんかが思い浮かぶのかもしれない。私はこのシリーズは苦手で、一・二度パラパラとめくっただけで読む気にならずにそのまま。このシリーズは126巻まではすでに出版されててあと129巻まで発刊されるんですと。

実は2,3ヶ月前に偶然にわが家の本棚にある彼女の推理小説・「ぼくらの時代」が目に留まり再度読み始めたところだった。「絃の聖域」なんかももってるよ。この人の本は結構好きなんだよ。

最近のことはよくわからないけど、昔からずっと心に引っかかっていた名前が「栗本薫」。

本屋で本の背表紙の名前ははよく見かけていたが、本屋以外で名前を目にしたと思ったら訃報だったなんて。

ニュー・ヤングの若者を描いた「ぼくらの時代」の終わり・・。

読みかけの本をまた読みながら彼女を偲びたいと思います。
ご冥福をお祈りいたします。

2009年5月17日日曜日

黄菖蒲の群生




黄菖蒲の群生地の花がきれいに咲いたよ。

この土地はもともと国有地でそっくりそのまま売りにでていたことは以前に書いた。

しばらく前から、その立て札が無くなったので買い手がついたとわかった。

そしたら、その隣接した農地も買い取られて建物が建つらしく準備が進んでいる。

買い手はどこかの宗教団体らしいが、このあたりも段々と家が立て込んでくるねえ。

いつまでものどかな田園風景として残しておいて欲しかったよ。

2009年5月9日土曜日

十三回忌

丁度、12年前の5月に大学時代からの友人のN君が癌でこの世を去った。

享年44歳。働き盛りの43歳のときに発病し、さまざまな治療の甲斐なく2年弱の闘病の末だった。

当時は三重県に住まいを移していたので、何度か見舞いにかの地を訪れ励ました。

最後に会ったのは亡くなる数日前だったがこれが最後になるとの予感があったので、帰り際にハグをしてお別れをした。

その後はとんでもなく多忙で、気にはなりながらも訪ねることができなかった。

今月の初めにその事を妻に話したら「今度の休みに行こう」と言ってくれたので、その場で奥さんに電話しておいた。

で、今日は早朝から妻と二人で車で三重県に向かったよ。遠かったけどナビのおかげで迷う事もなく無事到着。

実に12年ぶりに自宅を訪れて最後に会った時と同じ部屋で位牌に手を合わせたらね・・。

「ああ、やっとまた会えたなあ」って実感してね。不思議な感覚だったよ。

その後は奥さんとたまたま帰省していた息子さんとでお互いの苦労話に花が咲き、長かったブランクを埋めるには短すぎる時間を過ごして帰途につきました。

往復14時間の旅は大変だったけど、思い切って行って良かった。我が妻に感謝。

N君、きみのことはいつまでも忘れないよ。




2009年5月6日水曜日

ひょうたん島クルーズ





とうとう乗ってきたよ、ひょうたん島クルーズ。

いままで何度か乗ろうとしたけど、時間があわずに機会がなかった。

今日は妻と二人で街の散索に出かけたところ、ちょうどに船がやってきた。

余り混んでもなくて、すっと乗ることができました。

わくわく、わくわく・・。

川の中から見る風景はまた一味違って、新鮮。

次々と現れるいくつもの橋をくぐって次々と現れる町並みや係留された船の群れ・・。

楽しい15分間のクルーズでした。

思えばこのゴールデンウイークで唯一の行楽だったね。

2009年5月3日日曜日

誕生日


私は数日前に5○歳の誕生日を迎えた。

この歳になるとそのこと自体はどうでもいいようなものだが、ちょっとした記念にと思って休みをとった。

実は4年ぶりに県南の磯へ妻と釣りに行く予定だったよ。

でもここのところの忙しさは半端でなく、疲労のため前日の休みは家でほとんど寝込んでいた。

で、結局釣りは中止にして当日は家でのんびりと過ごすことになった。

その朝一番に携帯にメールがあって、京都の娘からの「誕生日おめでとう」だった。

覚えていたのやなあと「ありがとう」と返した。

しばらくして沖縄の上の息子から携帯に電話がかかってきて「おめでとう・・」だって。

これはどうも妻の差し金らしいが、素直にかけてくるところがかわいいね。ありがとさん。

下の息子は音無し。まあ、いつもの彼らしくてこれはこれで「Good」だよ。

妻は数日前からしきりに「いいものが届くからね」と言っていたのだが、あんまり期待はしてなかったよ。

届いたのは昨日だけれど、包装からして本だとわかった。

今更、本なんてなあ。

ひょっとして「妻に捨てられない10箇条」とか「決して妻に言ってはいけない言葉集」とかじゃないの・・。

いざ包装を開けてみると・・、これがね。

「kokorononaka  著者:しろいはね  ブログ出版局という、この世に一冊しかない私が書いたブログを本に仕立てたものだった。

妻に勧められてブログを細々と書きつづってきたが、過去のブログをあんまり気にしていなかったよ。

こうやって本になると、なんかよいね。今まで生きてきた証の一部みたいな気がして感動しましたね。

ただ読んでみるとね、初めの方は一生懸命に書いているのが後の方になると花とかの日常ネタばかりになってるのがおかしいけど。

ありがとうございます。

これからも身体に気をつけて精進しますね。