2011年4月28日木曜日

こいのぼり


今年もご近所のお家でこいのぼりをあげてくれました。

わが家にはこいのぼりを喜ぶような年ごろの子どもはいないけれど、大人が見ても何かしら楽しい思いにさせてくれますね。

2011年4月26日火曜日

宮城への医療支援・第6陣報告会



先週の宮城への医療支援・第6陣報告会が昼休みに開かれました。

震災後約1ヶ月半近くなっていて、坂総合病院は平常の診療に戻り支援者はもっぱら避難所担当だったそうです。

多賀城市体育館の避難所では430人くらいの方が残っていて、家族単位で間仕切りをしたスペースで暮らしています。

何もないよりは良いかもしれないけれどプライバシーのない生活は長期になると厳しいね。

私たちは医療支援ということで支援者を送っているけれど、現地でのニーズは生活支援に重点が移ってきています。

本来は自治体の責任分野でしょうが、ここの避難所の管理は他県の自治体職員が行っていたそうです。肝心の行政機構そのものが機能不全をおこしているようです。

被災地域復興に向けて、息の長い現地のニーズに合わせた支援のありかたが問われています。

2011年4月24日日曜日

田植え


ワンコとのいつもの散歩道。

いつの間にか田植えの季節。

心和む風景だが、「宮城」も米所だったっけなあ。

がれきで埋まった田んぼは、当分田植えは無理だろうなあ。

2011年4月20日水曜日

宮城への医療支援・第5陣報告会


昨日の昼休みに医療支援の第5陣の報告会がありました。

私はあいにくと手術に入っていたので出席はできませんでしたが、前日に支援した医師から話は聞いていました。

坂総合病院そのものは本来の診療業務体制に戻ったそうで、支援者はほとんどが避難所まわりとのことです。

避難所の人数も減ってはきているそうですが、嘔吐下痢が流行したりしてやはり大変そうです。

地域の開業医さんもぼつぼつと診療を開始しているらしく、競合しないように気を配りながらの支援となっているそうです。

基本的には現地が立ち上がるまでのお手伝いなので、それでよいのだと思います。

私の勤める病院には支援に行きたいという医師がたくさんいて、今週は女医さんが第6陣で支援に行っています。

その後も二人いて5月末まで支援の医師が決まっていますが、その後は様子見ですかね。

2011年4月12日火曜日

宮城への医療支援・第4陣報告会


昼休みに先週、宮城へ支援に行っていた第4陣の報告会が開かれた。

4週目に入って活動の場が避難所に移りつつあったが、さなかにあの震度6の余震があったため再び救急体制を厚くした。その際トリアージ体制も救急担当の振り分けも短時間でさっと確立して「さすが」と思ったとのこと。その上、停電したり水道が出なくなったりしてやはり大変だったそうだ。

今回は2年目の研修医も同行していて避難所の活動で「足湯」をして、とても喜んでもらったことで「支援に行ってよかった」との感想であった。

少しでもお役に立てたらうれしいですよね。

今週は第5陣が支援に入ってますが、地震が頻繁に起こっているのでそちらも心配です。

2011年4月10日日曜日

宮城への医療支援・第4陣帰着


今夜は当直。担当時間前から病棟で呼ばれ、その後も救急外来と病棟で大忙し。

休憩を取る間もなく、夕食が21時過ぎになってしまいました。

食べ終わった頃に宮城への医療支援に行っていた第4陣の面々が無事帰着!

先頃の地震ではかなりの揺れだったそうで、おまけにまた停電となり大変だったとのことです。

明日は第5陣が出発します。

2011年4月5日火曜日

宮城への医療支援・第3陣の報告会



昼休みに宮城への医療支援の第3陣の報告会が開かれた。

丁度、新入職員のオリエンテーションも開かれていた時期だったので一緒に聞いてもらった。

支援したのが先週だったので病院での救急医療は峠を越えていて、毎日避難所での診療が仕事だったそうな。

避難所の生活も長くなると疲労がたまり、いろいろとストレスも重なって身体の不調を訴える方も多かったという。

早く生活自体が再建されないと被災した人たちもそろそろ限界ですよね。



病院前からは、大勢の仲間に見送られて先ほど医療支援の第4陣が出発しました。

来週以降もほぼ毎週送りだす予定で、第8陣までの支援医師が決定しています。

支援に行く者も、その留守を守る者もともに支援者です。

これからも自分たちができる支援をしっかり続けていこうと思います。

2011年4月4日月曜日

低いレベルの汚染水 海に放出!

これは大変なことだが、 {仕方がない}≒{他に方法がない}ということですよね。

でも、ほんとに大変なことだ。



低レベルの汚染水 海に放出へ

4月4日 16時58分 NHKニュース
東京電力は、福島第一原子力発電所の事故で、敷地内にたまっている高濃度の放射性物質に汚染された水の貯蔵先を確保するため、低いレベルの放射性物質に汚染された水、あわせて1万1500トンを、準備ができしだい、海に放出することを明らかにしました。東京電力によりますと、放出される水に含まれる放射性物質の濃度は、法律で定める限度のおよそ100倍に当たるとしていますが、付近の魚などを毎日食べ続けた場合、1年間に受ける放射線量は0.6ミリシーベルトで、一般の人が1年間に浴びても差し支えないとされる1ミリシーベルトを下回るとしています。
福島第一原発では、2号機のタービン建屋にたまった水から、運転中の原子炉の水のおよそ10万倍という高い濃度の放射性物質が検出されているほか、タービン建屋の外にある「トレンチ」と呼ばれるトンネルにたまった水からも高い濃度の放射性物質が検出されていて、その汚染された大量の水の処理が課題となっています。このため東京電力は、これらの高濃度の放射性物質に汚染された水の貯蔵先を確保するため、敷地内に保管された低いレベルの汚染水を、準備ができしだい、海に放出することを明らかにしました。放出されるのは、液体廃棄物を処理する「集中廃棄物処理施設」にたまっているおよそ1万トンと、5号機と6号機の地下水を集める「サブドレンピット」と呼ばれる施設に保管されている1500トンです。東京電力によりますと、今回の放出は、原子炉等規制法64条に規定された「危険時の措置」に基づくもので、災害が発生するおそれがあるため、応急の措置として行うということです。放出による放射性のヨウ素131の濃度は、法律で定める排出基準の限度のおよそ100倍に当たるとしていますが、付近の魚や海草などを毎日食べ続けた場合、1年間に受ける放射線量は0.6ミリシーベルトで、一般の人が1年間に浴びても差し支えないとされる1ミリシーベルトを下回るとしています。東京電力福島事務所は4日午後4時すぎから会見し、低レベルの放射性物質に汚染された水を準備が整いしだい、海に放出することを地元の記者らに説明しました。東京電力の技術・広報担当の白井功さんは「さらに影響が拡大するおそれがあり、応急措置を講ずることにした。地元の方々にはご迷惑をおかけしていますが、さらに一段のご苦労をおかけすることに非常に申し訳なく思っています」と、ことばを詰まらせながら謝罪しました

2011年4月3日日曜日

お花見


朝、ワンコの散歩のついでに親子三人で近くの公園までお花見に行ってきました。

まだ少し寒くて7分咲きかな。