2011年4月4日月曜日

低いレベルの汚染水 海に放出!

これは大変なことだが、 {仕方がない}≒{他に方法がない}ということですよね。

でも、ほんとに大変なことだ。



低レベルの汚染水 海に放出へ

4月4日 16時58分 NHKニュース
東京電力は、福島第一原子力発電所の事故で、敷地内にたまっている高濃度の放射性物質に汚染された水の貯蔵先を確保するため、低いレベルの放射性物質に汚染された水、あわせて1万1500トンを、準備ができしだい、海に放出することを明らかにしました。東京電力によりますと、放出される水に含まれる放射性物質の濃度は、法律で定める限度のおよそ100倍に当たるとしていますが、付近の魚などを毎日食べ続けた場合、1年間に受ける放射線量は0.6ミリシーベルトで、一般の人が1年間に浴びても差し支えないとされる1ミリシーベルトを下回るとしています。
福島第一原発では、2号機のタービン建屋にたまった水から、運転中の原子炉の水のおよそ10万倍という高い濃度の放射性物質が検出されているほか、タービン建屋の外にある「トレンチ」と呼ばれるトンネルにたまった水からも高い濃度の放射性物質が検出されていて、その汚染された大量の水の処理が課題となっています。このため東京電力は、これらの高濃度の放射性物質に汚染された水の貯蔵先を確保するため、敷地内に保管された低いレベルの汚染水を、準備ができしだい、海に放出することを明らかにしました。放出されるのは、液体廃棄物を処理する「集中廃棄物処理施設」にたまっているおよそ1万トンと、5号機と6号機の地下水を集める「サブドレンピット」と呼ばれる施設に保管されている1500トンです。東京電力によりますと、今回の放出は、原子炉等規制法64条に規定された「危険時の措置」に基づくもので、災害が発生するおそれがあるため、応急の措置として行うということです。放出による放射性のヨウ素131の濃度は、法律で定める排出基準の限度のおよそ100倍に当たるとしていますが、付近の魚や海草などを毎日食べ続けた場合、1年間に受ける放射線量は0.6ミリシーベルトで、一般の人が1年間に浴びても差し支えないとされる1ミリシーベルトを下回るとしています。東京電力福島事務所は4日午後4時すぎから会見し、低レベルの放射性物質に汚染された水を準備が整いしだい、海に放出することを地元の記者らに説明しました。東京電力の技術・広報担当の白井功さんは「さらに影響が拡大するおそれがあり、応急措置を講ずることにした。地元の方々にはご迷惑をおかけしていますが、さらに一段のご苦労をおかけすることに非常に申し訳なく思っています」と、ことばを詰まらせながら謝罪しました

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