2009年6月29日月曜日

屋根の葺き替え




わが家も築20年近くとなり、3度目の壁面塗装と同時に屋根の葺き替えをする事になった。

梅雨の合間に晴れた日をねらって瓦を剥いでもらったら、屋根の下地はコンパネ(ベニヤの厚めの合板)で端の方は見事に腐ってぼろぼろ。

端っこのコンパネの一部だけを一枚板に換えるか、屋根のコンパネを全部一枚板に取り換えるかの選択となった。

全面的に取り換える材料費と工賃とを合わせての費用を考えても、これからの10年〜20年を考えればしっかりと直してもらったほうがいいと判断して全面的に取り換えるようにお願いした。

ところがその後がいけないね。

天気予報では取り換えを決めたその夜から雨というので、また晴れの天気が続くようになったら開始ということになった。でも今日まで雨は降らなかったんだよ。土日と二日あれば下地は取り換えできるといっていたから結果的には残念だった。

取り換えのための木材などは駐車場に運び込んでそのまま積んであったので、今朝の雨で濡れかけた。仕方ないので自分でわが家にある工事用シートで覆ってできるだけ濡れないようにした。おかげで朝から汗まみれ。

こういうことって気になる人は気になるし、まったく気にならない人もいるんだよね。工事をする側の人が「気にならない人」だったらこういうことになる。

私は「とっても気になる人」だから、なんか余分な心配をして損してる気がするよ。

とにかく、台風が来ないうちに無事工事を終えて欲しいものです。

2009年6月27日土曜日

年金てほんとにもらえるの?

このところの年金運用ってむちゃくちゃ。

こんなにどんどん減らしていたら、いくら天引きされて払っても追いつかないどころか原資がなくなるよ。

しかも、「今後100年で年率4.1%で運用」ってどんなにしたらこんなこと考えつくのかなあ。

貯金しても利率が0.○○%の時代にね。こういうのをまさに「絵に描いた餅」というのでないか。

自分でタンス貯金でもしてたほうがよほど確かでないのかね。



公的年金の積立金運用、赤字10兆円…過去最悪に

6月27日3時10分配信 読売新聞

 公的年金の積立金の2008年度の市場運用実績が10兆円の損失となったことが26日、分かった。

 単年度の赤字は2年連続で、赤字幅は過去最大となった。08年9月の米証券リーマン・ブラザーズの破綻(はたん)に端を発した金融危機による株価下落や円高が要因で、運用利回りもマイナス10%台に落ち込んだ。厚生労働省は「単年度の赤字で長期の年金給付にすぐ影響がでるわけではない」としているが、今後の年金制度のあり方にも影を落としそうだ。

 公的年金の積立金の運用は、厚労相からの委託を受けた「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」が行っている。国民年金と厚生年金を合わせた積立金は約140兆円で、そのうち約90兆円を市場で運用している。運用割合は6割超が国内債券、2割が国内・外国株式、残る1割が外国債券となっている。

 08年度は、第1四半期(4〜6月)のみ1兆円の黒字を確保したが、以降は株価下落などの影響を受けて、赤字に転落。第2四半期(7〜9月)が4兆円、第3四半期(10〜12月)は5兆円と大幅赤字を記録していた。

 厚労省が今後100年の年金財政を検証した「財政検証」では積立金の運用利回りを4・1%に設定した上で、厚生年金の給付水準が「現役世代の収入の5割以上」を確保できるとしている。今回のマイナス10%は目標と大きく乖離(かいり)した結果となっており、このまま運用の低迷が続けば、厚労省の計算通り年金資金が確保できず、将来の給付カットにもつながりかねない。「現役世代の収入の5割以上」は政府・与党の公約でもあり、給付カットとなれば、年金不信がさらに深刻化する恐れもある。

 ただ、今年度に入ってから、株式市場は回復基調にあり、運用実績は改善しつつあるとの指摘もある。

2009年6月25日木曜日

この期に及んで・・

今夜医師会の会合があって、最後に県医師会長が挨拶の中で「来る総選挙では日本医師会は自民党を応援する事になりました。」ですと。

日本医師会は大きくは全国47都道府県に別れていて、先日の日本医師連盟の総会では自民党支持が39でそうでないのが8だったそうだ。自民党を支持しない県連が8もあるのはきっと画期的な出来事だろう。医師連盟というのはもともと自民党の応援団として発足したものらしいからね。

「骨太06方針」などといって毎年2200億円の社会保障費を削り続けて来たからこんなに医療や暮らしがが大変な事になっているのに、それでも「自民党を支持します」てのはどうなのかねえ。
同じ会合なのに県の下部組織の医師会長さんは「21年度は削減しない事になっているようだが、今度自民党が勝てばまた元通りになる可能性がある」と懸念を表明してたけどね。それが正直なところだと思うよ。

そういえばいつだったか、県道の脇の自民党後援会の看板に「何があっても自民党」と書いてあったのには思わず笑ってしまったよ。

理性的に考えればおかしいでしょ。自分で自分の首しめてさ。もう窒息寸前。この期に及んで自民党支持を言うかい。

そこへいくとこの度の茨城県の医師連盟の動きは至極当然と思える。ここまでくれば自民党は野に下る方が国民にとっても自民党自身にとってもいい事だと思うよ。

ただ、政権の受け皿がねえ・・。


茨城県医師連盟、1200人が自民離党届

2009年6月25日21時8分 asahi.com

 次期衆院選で民主党公認候補の推薦を決めている茨城県医師会の政治団体「茨城県医師連盟」は25日、自民党県連の職域支部「自民党茨城県医療会支部」にいる党員3462人に離党を呼びかけたところ、1256人から署名入りの離党届が返信されてきたと発表した。近く県連に提出する。

 同連盟は今月、先に離党した原中勝征委員長ら幹部10人に同調するかどうか確認するため、会員やその家族に離党届と党籍継続届の2種類の書面を郵送した。これまでに1302人からの返信を受け、継続届は46人で、残りはすべて離党届に署名してきたという。

 同連盟は医師から会費として集めた中から、党費(08年は約900万円)を一括で支払っていた。党員継続者には今後、個人で支払うよう要請する。住居が確認できなかった党員を除く、回答がなかった1931人については、党費を払わなければ自動的に党員資格を失うため、事実上の離党になる、としている。同連盟は回答の締め切りを30日に設定している。

 原中委員長は「医師連盟としての一致団結感を示すことができた結果になった」と述べた。一方、自民県連の海野透幹事長は「今回の結果は想定内。自民を支持しているという医師も多く、県医師連のトップが代われば、また党員として戻ってくるだろう」と説明した。

 同連盟は後期高齢者医療制度を導入した政府・与党を批判し、長年続けてきた自民党支持を転換。次期衆院選での民主公認候補の推薦に加え、今秋予定されている県知事選でも、自民推薦の候補者を支援せず、現職の橋本昌知事に立候補を要請している。(岡村夏樹)

2009年6月24日水曜日

メダカをカメラでキャッチ


元気に泳ぐメダカを見てください!

こんなに浅くて狭いところで健気に泳いでいます。

静止画だとさっぱりわからないので動画でどうぞ。


2009年6月23日火曜日

たこフェリーの危機


選挙目当ての人気取り政策とはいえ、高速料金の値下げは私的には賛成だったけどフェリーなんかは大変だよね。

今日、懐かしの「たこフェリー」の記事が出てたのでびっくり。

以前に妻と一緒に乗ってきたけど、のんびりしててよかったよ。

無くなってしまうような事は避けて欲しいなあ。

単純に皆に良い政策てのは難しいね。

セーフティネット付きでないとね。


明石の「たこフェリー」減便へ 高速料金値下げで打撃

 兵庫県明石市と淡路島を結び、船体に明石名産のタコの絵が描かれていることから「たこフェリー」の愛称で知られる「明石淡路フェリー」が、26日から運航便数を3分の2に減らすことが23日、分かった。高速道路料金値下げで利用者が大幅に減ったため社員の給与削減を決めたところ、約3割が退職を決め、現行の便数を維持できなくなった。同社は「国の政策がなければこの事態は起きなかった」と話している。

2009年6月23日 11時02分 KYODO NEWS

メダカを発見

毎日のワンコとの散歩のおりに田んぼの間のコンクリート水路をのぞき込んでいた。

ここには去年はメダカがいたんだよね。

今年は「おたまじゃくし」や「いもり?」がたくさんいたけどメダカは見えず。

空梅雨のせいか水量も少なかったし、もういなくなってしまったのかと半分あきらめていた。

でもね、いたんですよ!

今朝の散歩の時にいつものように水路をのぞき込んだら水面がはねるような動きがあってね。

目を凝らしてみたら、3cmくらいはありそうな大きなメダカが数匹元気に泳いでいました。

数は少ないけど、またあえてよかった・・。

2009年6月21日日曜日

父の日

一昨日から急な出来事であたふたしながら過ごしてきたが、なんとか今夜の当直に入る事ができた。

少しタイミングがずれてたら誰かに当直を代わってもらわなければならないところだったが、初日に休みをもらっただけで不思議とすべてをクリアできた。

不幸な出来事のおかげというのも変だが、思いもかけず10数年ぶりに甥っ子たちにも再会できてお互いに良い時間を持つ事ができた。丁度わが家の上の二人と同い年だったよ。いろいろと苦労があったようだが、立派に成長している姿に感激した。

で、さっきテレビをつけて食事をしていたらニュースで「今日は父の日で・・」って。

こっちもすっかり忘れていたが、わが家の子供たちからはなんの音沙汰もなし。

まあ、元気でやっているという事でよしとしようか。

親にとってはそれが一番だよね。

2009年6月16日火曜日

弥生の遺跡がみえた



散歩道の途中に新しい弥生遺跡の発掘現場がある。

取り除いた土は周辺に盛り上げて置いてあるので、その量で発掘は進んでいるとは思っていた。

でも作業中以外は現場は青いビニールシートで覆われていたので、どんなふうになっているのかがわからなかったよ。

ここしばらく雨が降ったせいなのか、「天日干し?」なのかはわからないけど今朝はそのビニールシートを取り除いてありました。

以前の発掘現場でおなじみの「弥生の遺跡」が姿を現していました。

確か、大小の穴は柱を立てた跡。大きなくぼみや溝は炊事などの作業場所や排水に関係があるとか。

柱の跡はいくつもが隣り合っているけど、一度にできたものではなくて家を建て直すたびに位置が変わったってことらしい。

きっと洪水なんかも頻繁にあったのかもしれないねえ。

弥生の時代・・、ここに住んでいた人たちはどんなふうに、何を思って暮らしていたのだろうなあ。






2009年6月7日日曜日

これって耐震化構造?



今、外壁の塗装工事をお願いしている。

家の外は足場が組まれて屋根まで見通せます。

相当屋根が傷んでいたので中はどうなっているか心配。

そこで久々に屋根裏に潜り込んでみました。

雨漏りはしてないけど、屋根と外壁との間に隙間ができて外の光が所々で漏れてます!!

それより、わが家の屋根は骨組みを乗っけて細いコの字型の金具で止めただけという事が判明。

はす交いも一応あるけど、薄っぺらい板を斜めに何枚かを釘止めしただけのしろものでした。

家を建てた当時は、現場監督さんが「これだけしてあれば安心ですよ」などと言っていたのを覚えていますよ。これが耐震化構造かい?

テレビで観たけど、釘で止めるのって地震にはほとんど効果ないのよね。人工地震で家が揺れると板が壊れてすぐに外れるんだよ。

夏場は暑いから、この冬にでも日曜大工で金具を取り付けてまわろうかな・・。

L字金具とか、T字金具とかいっぱい買い込んでね。でも、効果の程は保証なし。

「自分でできる事はやりました」ってことだけどね。

2009年6月6日土曜日

鈴なりの枇杷



わが家も段々古くなって、何年かごとに外壁の塗装などを繰り返している。

今回もだいぶ傷んできたので梅雨入りの前に塗装をお願いする事になった。

昨日から、塗装をお願いした業者さんが家の周囲に作業用の足場を組んでいる。

で、わが家のワンコのお家も裏庭にお引っ越し。

枇杷の木の傍に移動して畑の上を走れるようにしたので動ける範囲が広がって、彼はとても機嫌がいい。
これからここを定位置にするかい?

ところで、今朝の散歩に行くときに枇杷の木を見たら大きな枇杷の実が「鈴なり」。

まだ少し早いかなとも思ったが、虫に食べられるよりはと枝ごと取ってきて食べました。

少し酸味が強い気がするけどおいしい!

毎日、散歩の時に熟れたのを少しずつ持ち帰って食べる事にしよう。

2009年6月4日木曜日

ここ掘れ、わんわん



ワンコとのいつもの散歩コースの田んぼになにやら工事様の変化。

何だろうと数日模様眺めをいていたが、事情が判明。

少しずつ土を除けているようで、ビニールシートに包まれたくぼみなどが出現。

よくよく見てみると、シートの間の土のなかに穴が開いているのがわかりましたよ。

そうです。弥生時代の住居跡!

柱を立てるのに丸い穴を掘ったり、水を流す水路をつくったりしていたみたいです。

以前に書いた道路の下になった遺跡とは直線で200mくらい離れているかな。

この辺り一帯はほとんどの場所で、少し掘れば弥生遺跡にあたるらしい。
大きな川もそう遠くないところを流れているし、水辺の近くで暮らしやすかったのだろう。

発掘調査が終わらないと建物は建たないから、あと1年くらいはこのままだね。

公園にでもして何とか見える形で残しておけないのかなと思うけれど、こうやって土に埋もれているから千数百年の時を超えて保存されていると考えるべきなのかな。

せっかく姿を見せてくれたと思ったら道路や建物の下に埋もれてしまう弥生遺跡。

やっぱりもったいないような、さみしいような・・。

2009年6月2日火曜日

GMが破綻

かねてから話題になっていたGMがとうとう経営破綻した。

これって日本でいえば、「トヨタが経営破綻した」に相当する事態だろうね。

かつてビッグスリーと言われていた時代から徐々に業績は悪化していたわけだが、こんな結果になるとはなあ。

最盛期の1986年には全従業員が63万人もいたそうだけれど、今度の再建計画では2010年までに事務系職員を約3000人削減して63000人体制にするらしい。
実に10分の一!


それでも最終的に会社として残るかどうかはこれからのかじ取りにかかっている。

個人的には大企業の味方をする立場ではないけれど、雇用が守れなければ結局困るのは労働者だものね。

日本の「トヨタ」も赤字で苦しんでいるし、決して対岸の火事ではないだけに今後が気になるところです。


私の勤める病院もコケないようにがんばろうっと。




米GM破綻:「年内に黒字化」早期再建を強調--CEO会見

 【ワシントン斉藤信宏】米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)適用申請を受け、オバマ米大統領は1日、GM製の自動車について「政府保証がついていることを思い出してほしい」と、破綻(はたん)後も安心して購入するよう呼びかけた。新GMへの米政府の関与については「最も重要な決定以外は株主としての権利行使を自制し、控えめな株主にとどまる」と説明。「GMを経営する意図はない」と強調した。

 ホワイトハウスでの演説で言及した。一時国有化に対しては「自由経済に反する」との批判も出ているが、オバマ大統領は「今回の危機で、政府は金融システムと自動車大手への介入を強いられた。それ(国有化)以外の選択肢はなかった」と理解を求めた。

 GMのヘンダーソン最高経営責任者(CEO)も同日、ニューヨーク市内で記者会見し「米国民と政府が与えてくれた再建の機会を無駄にしないよう最大限努力する」と表明。米政府が破産法下での再建を60~90日で完了する方針であることを踏まえ、「09年末までに、米新車市場が1000万台でも収支均衡することを目標にする」と年内の黒字化を目指す意向を示した。

 だが、GMが裁判所に提出した資料によると、米政府は優良資産の新GMへの譲渡期限を7月10日に設定。それまでに譲渡手続きが承認されないと、政府支援が打ち切られる恐れがある。一部債権者は依然、破綻処理に反発しており、GMが想定通りに再建できるかは未知数だ

毎日新聞 2009年6月2日 東京夕刊

2009年6月1日月曜日

改正薬事法:施行 コンビニで市販薬販売

薬剤師がいなくても9割方の市販薬がどこでも販売できるようになった。

便利と歓迎するお客の声を紹介するニュースが流れたが、ほんとにいいのかな。

研修を受けた「登録販売者」がいれば販売ができるって言うけど、一方で薬学部が6年制になり薬剤師が当面不足する事態に合わせての法改正なんてでき過ぎてないか。

またしても政・財・官の癒着の結果じゃないかと勘ぐってしまう。

薬を甘く見すぎていないか?

もっとも、今まで何度か「薬局」で風邪薬なんかを買ったけど説明も注意も受けた事ないなあ。今回は現状がそんなだから問題なしと見たのかも。

だからって低いほうに合わせる事はないんだが・・。


改正薬事法:施行 コンビニで市販薬 登録販売者が常駐し解禁

 改正薬事法が1日施行され、薬局・薬店以外でも、新設された「登録販売者」がいる店舗で、一般用医薬品(市販薬)の販売ができるようになった。

 コンビニ最大手のセブン-イレブンは同日午前3時から、東京都千代田区の麹町駅前店でテスト販売を開始した。1年以上の実務経験を経て都道府県の試験に合格した登録販売者4人が交代で24時間常駐し、風邪薬や胃腸薬、湿布薬など約100種類の市販薬を販売する。出勤前に頭痛薬を買っていく会社員や、子ども用の虫刺されの薬を購入する母子連れなどが見られた。

 市販薬は今月から、副作用の危険の高さの順に1~3類に区分され、販売業者には分類ごとの陳列や説明が義務付けられる。登録販売者がいる店舗で販売できるのは、全体の約9割を占める2、3類医薬品。一方、実質的な規制がなかったインターネットなどの通信販売は、3類以外の取り扱いが原則禁止される。【清水健二

毎日新聞 2009年6月1日 東京夕刊