2009年6月4日木曜日

ここ掘れ、わんわん



ワンコとのいつもの散歩コースの田んぼになにやら工事様の変化。

何だろうと数日模様眺めをいていたが、事情が判明。

少しずつ土を除けているようで、ビニールシートに包まれたくぼみなどが出現。

よくよく見てみると、シートの間の土のなかに穴が開いているのがわかりましたよ。

そうです。弥生時代の住居跡!

柱を立てるのに丸い穴を掘ったり、水を流す水路をつくったりしていたみたいです。

以前に書いた道路の下になった遺跡とは直線で200mくらい離れているかな。

この辺り一帯はほとんどの場所で、少し掘れば弥生遺跡にあたるらしい。
大きな川もそう遠くないところを流れているし、水辺の近くで暮らしやすかったのだろう。

発掘調査が終わらないと建物は建たないから、あと1年くらいはこのままだね。

公園にでもして何とか見える形で残しておけないのかなと思うけれど、こうやって土に埋もれているから千数百年の時を超えて保存されていると考えるべきなのかな。

せっかく姿を見せてくれたと思ったら道路や建物の下に埋もれてしまう弥生遺跡。

やっぱりもったいないような、さみしいような・・。

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