2014年1月12日日曜日

新型アコードハイブリッドの静音化作業・右Cピラー付近

 昨日、エンジンルームを見て静音化対策できる場所はないかと探していたらエンジンの下に地面が見えました。あれ?
 
 確か、新型アコードハイブリッドは「車体底部をマスクして空気抵抗とロードノイズを減らしている」との記載があったと記憶していたので前部の底面も覆われているものと信じていました。これではロードノイズがエンジンルームのフロントバルクヘッドを通って室内にに入りまくりですよ、きっと。しかも運転席付近は配管が密集していて、手が入る隙間もありません。エンジンルームからのアプローチは素人には無理と判断しました。
 
 で、もしかしてと後部車体底面を覗いてまたしてもビックリしました。なんとマフラーの内側の隙間からトランクルームの鋼板が丸見えです。手前は一応何やら吹き付けてますが、その前の方は鋼板そのもの。これでは後ろからもかなりの振動やロードノイズが入りますよね。
 それと前から気になっていたのが、Cピラーとその下のボディ外板のビビリ感です。叩くとボンネットと同じくらい響きます。右側がひどくて、左はガソリンの注入口があるためかそれほどでもありません。
  
 という訳で、今回は右側後部の静音化に取りかかりました。いろいろとグッズも買いそろえていて、今回は初めてニードルフェルトを使います。シンサレートは高性能らしいですが、高価なのが欠点です。その点ニードルフェルトは厚さ10mmで幅90cm×10m巻きが何と3465円で手に入りました。使い放題です。

 トランクルームは外側の対策も必要ですが、今回は内側から攻めます。前回対策したところは外の状態からして不十分です。もう少し遮音材が必要ですね。
 内張を外してみると、バッテリーの冷却装置がデンと置かれていてあんまり塞いでもいけなさそう。なので、まずはレアルシルトをCピラー付近のボディ鋼板になんとか貼付けます。手を入れる隙間が狭いので大変。5×30cmを2枚と5×20cmを2枚貼付けました。これだけで響き方がぐっとくぐもった感じに変わりました。
 次いでフロアにもレアルシルトを貼付けながら、その上にニードルフェルトを敷き詰めます。あと、塞いでも差し支えのなさそうな空間にはできるだけ押し込んでみました。
 最後に冷却ファンも全体を覆いました。元通り内張を戻して右側が終了。時間の関係で遮音シートを使わなかったのがちょっと心残りです。

 で、また走って効果を確認します。今回は比較的低音のノイズが減ったようで、段差や荒い路面からの反響が少ないです。さらに快適さを増しました。これも丸!
 次回は左の後部とフロントフェンダーの予定です。

右のマフラーの内側に熱遮断板を隔てて
白いトランクルームの底が露出しています。
手前には一応は白い防音材?を塗ってあるようです

その前方は全く対策されてなくて鋼板むき出し

今までに対策したトランクルームの底です

基本的には制振材とシンサレートを使っています

右の内張を外すと電池の冷却装置が複雑に配置されてます
床には制振材が少しあって、内張の方にシンサレートが
ほんの少し貼付けてありましたが防音効果は甚だ疑問です

左上のファンからこのダクトを通って出るのか入るのか
よくわからないので開口部は塞がないようにします

通り道を塞がないようにニードルフェルトを敷き
詰めます。これだけすると達成感がありますね。
このあと、左上に見えている冷却ファンも覆いました





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