さっき、○タヤでアンジェラ・アキの「手紙〜拝啓十五の君へ〜」のCDを借りてきた。
実は妻が学校に勤めていることもあって、最近しばしばこの歌を家で聴くようになった。
とくに○HK番組のなかで中学生を前にアンジェラ・アキがこの歌を歌っている○ouTubeの動画がお気に入り。
なにより現役の中学生を前にしてのアンジェラ・アキの熱唱がすばらしい。聞いている中学生の中にもそっと涙をぬぐう姿もあって、この年ごろの子供たちの心に確かに響くものがあるのだろう。
見ている私のまぶたもじわっと熱くなる。
この歌を聴きながらはるか昔の自分を思い出してみる。
十五の君ならぬ「十五の私」は今からだと丁度40年前に遡るが、今の十五の君と同じ受験生。
当時家は貧しくて、そのためにいろいろと気苦労はあったが何故か自分自身の「可能性」については絶大な自信を持っていたと記憶している。その「可能性」を信じてとことん応援してくれたのが私の父親だった。
父親は苦労した人で貧しさのゆえに上級学校へ行くことができなかった。そのせいか子供の教育にはえらく熱心で、決して口うるさくはなかったがその「期待」はきちんと子供に伝える人だった。うるさいと思わせない程度にじわーっと圧力をかけてくる、今思えば絶妙な導きかただったね。
おかげでほぼ思い通りに進学でき、その後の努力といくつかの幸運もあって今の自分がある。
その父親もすでに亡くなって久しいが、思い出す度に感謝感謝ですよ。
この歌にあるように、いま「十五の君」は自分の「可能性」を信じてがんばって欲しいね。
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