2014年2月16日日曜日

新型アコードハイブリッドの静音化・フロントフェンダー

ロードノイズ低減にタイヤハウスとフロントフェンダーの対策がいろいろとネットに掲載されています。

 ①タイヤハウスカバーを外して裏側に制振材や遮音シートを貼付ける
 ②タイヤハウスの車体側全体に制振塗料を厚く塗る
 ③フロントフェンダー内側に制振材を貼る

など、いろいろとあって①から③まで全部されている方のブログも多いです。
私もできれば全部やりたいかもと思ってしまいますが、タイヤを外したりカバーを外すのはかなりの思い切りが必要です。そう思って見てみると、この車は特別外しにくそうです。
「スーパーデッドニング」で気づいたことではありますが、振動しやすい板を制振するのは理にかなっていると思います。

 なので、今回はタイヤハウスカバーは外さずにフロントフェンダー内側に制振材を貼付けてみることにしました。アプローチはエンジンルームから狭い隙間を使って行いました。
意外なことにタイヤハウスカバーの方には吸音材がわりと厚めに取り付けてありました。

 手が全く入らないので、以前にAmazonで購入した「マジックハンド」と手持ちの「先に円形のボールが付いた金属棒」を使ってレアルシルトを貼りました。
レアルシルトは一旦貼ってしばらくすると粘着力が増して自重ではまず落ちないほど強固に貼り付きますので、こういう場所には好都合です。
片側で10×15cmを一枚と5×30cmを三枚、5×20cmを一枚貼付けました。

 で、効果ですがロードノイズがはっきりと減りました。エンジン音はさほど変わりませんが速度を上げてもロードノイズはかなり軽減されています。比較的簡単な作業の割には「劇的」といってもいいくらいの変化です。これもオススメです。

HYBRIDのロゴが付いたフロントフェンダーですが、
外から叩くと結構響きます。デッドニングした
フロントドアとは大違いです。

エンジンルームから覗くとほとんど隙間がありません

このカバーが外しやすいので、ここから
レアルシルトを入れて内側に貼付けます

カバーをめくってみても狭くて、手は入りません。
マジックハンドがなければ「お手上げ」の作業です。

右下がフェンダーの後方ドア寄りです。ここに10×15cmの
サイズを一枚貼って、上に5×30cmのものを貼りました。
左下にカーブして見える黒い部分がタイヤハウス内張です

左がヘッドライトの後ろ部分。下の黒い部分がタイヤ
ハウスの内側です。その上部に上下に2枚貼りました。

フロントの際まで貼付けています。これで少々叩いても
「パインパイン」とはならずに鈍い音がするだけです。





2014年2月8日土曜日

屋根から雪崩

全国的に大雪で大変そう。

時々、我が家の屋根につもった雪が大きな音をたてて落ちてきます。

午前中は出勤だったので直撃は免れましたが、いつもの駐車位置だと危なかった。




2014年2月3日月曜日

息子と当直

 上の息子は私が勤めている病院で初期研修の二年目。いろいろな科を回ってそれなりに自信がついてきた頃あいです。

 昨年の末から副直といって、当直見習いに入っています。これまでは他の先生方と一緒に当直をしていましたが、何を思ったか昨日の当直を一緒にすることになりました。

 わりと早い時間帯に救急車が立て続けに3台来て大忙しでした。入院が必要だったのは1人だけでしたが、彼の副直は結構「荒れる」のだそうです。私は横で見ていて足りないところをチェックして補助する役回りですが、まあ及第点かな。

 後期研修(専門研修)は私と同じ外科を志望しているので、私が元気でいる間はこれからも長く一緒に仕事をするようになります。

 不思議なんですよねえ。あの小さかった子がいつの間にかこんなになって・・。

10年余り前ですが、荒磯に連れて行きました
下の息子も一緒。熱心に釣っていましたね。



2014年2月2日日曜日

新型アコードハイブリッドの静音化・バルクヘッド対策でエンジン音が軽減

 朝から、運転席足下に頭から潜り込んで見上げながらバルクヘッドの静音化の仕上げをしました。
 
 ここは以前にある程度は対策したのですが、天井付近と奥がそのままになっていました。昨日の作業でもエンジン音が気になっていたので思い切って続きをやりました。

よく見ると鋼板がむき出しの部分や、配管の向こうに隙間が目立ちます。写真を撮り忘れましたが、エンジン音が響くのも納得の構造です。

 天井近くはシンサレートを中心に「上品に」空間を埋めていきました。それで足りなくなったところはニードルフェルトを使ってしっかりと埋めていきました。注意点としてはできるだけコード類の奥に配置して広げ、簡単には落ちてこないようにしました。

 今回は初めてゼトロ吸音シートを使いました。何でも新幹線にも使われているらしくて-10dBも遮断効果があるそうです。必要な大きさに切ってそのまま貼付けられるので今回の狭いところの作業には好都合でした。
 内側からのアプローチでは、多分これ以上は無理というところまで詰め込んで貼付けてみました。やはり格好は良くないですが、覗き込まないと見えない部分です。

 で、走って見るとエンジン音が確かに小さくくぐもって聞こえます!スピードをあげてもほとんど気にならないレベル。今までで一番効果が実感できました。

 久々に音量計で測定してみましたが、エンジンがかかっていて50-60km/hくらいの速度だと56-59dBくらいで60dBは超えません。EVモード走行だと54-57dBくらいで、以前に測定した数値より5-6dBは低いようです。この間いろいろやりましたからそれらの総合結果でしょうが、とにかく満足のいく結果です。

 うるさいエンジン音の軽減はバルクヘッド対策が決め手です。素人にも手が出せます。

 これでおおむね終了なのですが、まだいくつか気になるところはあるので少しずつ手を入れていきます。

パーキングブレーキ左側で最も奥まった部分です
苦労してニードルフェルトをしっかり詰めました

天井部分にはシンサレートを配管の奥に詰めています
その直下からゼトロ吸音シートを鋼板に貼りました

天井にも使ったゼトロ吸音シートをブレーキペダルとの
間に貼付けました。右のブレーキペダル蛇腹まわりに
隙間ができていて気になりますが、安全上放置です。



2014年2月1日土曜日

新型アコードハイブリッドの静音化作業・ハンドル下回りのボード裏

フロントドアの「スーパーデッドニング」をしてからは、結構大きな音量で音楽を聴きながら走っているので騒音はほとんど気にならなくなりました。これで満足してれば心は平穏なのですが・・。

 音楽を消して走ると、気になるのは低〜中速ではやはりエンジン音です。ある程度スピードが上がるとロードノイズが大きくなるのでエンジン音はそれほど気になりません。ですが、ときどき「うなる」ように聞こえるのには違和感があります。

 この車はつまるところ常用域でもエンジン音がネックですね。いろいろ対策してきた結果、今では主に足下から音が響いてくるみたいです。少し前、試しに足下のペダルより上をほぼ全面遮音シートで覆って走ってみたら確かにエンジン音は半減してました。シートのみなので実用にはほど遠いですが、ここの対策ができればかなり効果がありそうです。

 どうすれば安全に対策ができるかいろいろと考えています。多分「遮音ボード」で覆うのが良さげですが、ペダル類を避けて作るので工作がちと大変です。
 
 今日はその前段でもう一つ気になっていたハンドル周りのインパネ裏をのぞいてみました。ETCカード挿入部のネジを一本外すと簡単に外れて下に落ちました。とうとう「いけない領域に踏み込んでしまった」感じです。覗いてみると、なんとなんとごく薄いシンサレートがほんの少し申し訳程度に貼られているだけです。これでは吸音効果はなさそうですが、対策が必要とのメーカーからのメッセージと受け取りました。

 なので、シンサレートとエプトシーラーでできる範囲を覆ってみました。見えないところなので少々不細工ですが、素人ではこんなものでしょうか。

 元に戻して走ってみてすぐは効果としてはっきりとしたものは感じなかったのですが、よく注意してみると何と今度は助手席側の騒音が気になってしまいます。相対的に運転席側は案外静かです。なので今回の作業は無駄でもなかったようです。
 またまた課題が残りました。


ハンドル下のパネルを外しました
左右にシンサレートが張り付いてます

ハンドル右側の奥は大きな空間が!
ここもスカスカということでした

左側はどうしょうもないくらいの空間があります

この奥がエンジンルームとの境・バルクヘッドで、
ここが元凶ですが直接手が出せるところではないです

エアコンのダクト下にシンサレートが貼ってありました

右側壁にもちょっとだけ 意味ないですね

こんなところも外せますが、何も対策されてなくがっかり
写真は撮ってないですが、遮音シートをカバーに貼りました

エアコンのダクトと右の側面に重ねたシンサレートで
吸音対策を強化しました。部分的に遮音シートを追加

外したパネル本体裏はエプトシーラーを切り分けて
貼付けました。不細工ですが貼りやすい素材です。
このあと元に戻して終了です、やれやれ。