2013年11月2日土曜日

新型アコードハイブリッドの「サービスキャンペーン」に思う

 本日午後、新型アコードハイブリッドの『ご愛用車の「サービスキャンペーン」のお知らせ』なるものが届きました。ネットではHondaのHPに11月1日付けで公表されています。
 実は昨夜、ディーラーの担当者から電話連絡が入って「エンジン制御のプログラムの不具合があり、書き換えが必要になった」と知らされていました。コンピュターのプログラムのバグなどは日常的によくある事なので特別驚きもしませんでしたが、早速今日の午前中に予約を入れて書き換えてもらいました。作業の所要時間は1時間弱でしたが、ディーラーまで足を運ぶ事と時間を取られる事を思えば余計な手間とも言えますね。
 で、気になったのが「サービスキャンペーン」という表現です。「国土交通省へ届けました」というからには『リコール』とすべきではないですか。メーカーさんの気持ちはわからぬではないのですが、ソフトの書き換えとはいえど「システム異常があれば部品交換もあり」との事ですし「部品の取り替え」に等しい作業ですけどね。
MacやMicrosoftならしょっちゅう「アップデート」と言う名の「書き換え」をさせれられていますけど、これらは好きなときに自分で移動しなくても出来るのでまあいいかですませていますよね。これらと同列の表現はいかがなものかと思いました。

 ついでにプログラム書き換えの帰途に気がついたのですが、いろいろと寄り道しながらたかだか20数Kmあまり走って帰ったのに走行距離560kmほどの平均燃費が0.3Km/Lも伸びてました。心なしかEVモード走行の割合が増えたような気がします。もう少し長く走ってみないと確かめられませんが、こんな改善なら大歓迎ですね。エンジン制御のプログラムの更なる改善で、エンジンでの発電やEV走行に移るタイミングをもっとうまくコントロールして発電効率を上げるとか走行フィーリングを改善するとかの余地はきっと残っているのではないかとも思うのです。
 これからは不具合を直すという発想よりも、よりよい走りのためにという観点でエンジン制御プログラムの改善をお願いしたいです。それなら喜んで書き換えに行きますよ。



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