2009年9月22日火曜日

1000円効果で高速道路が低速道路へ

9月の連休をシルバーウイークというらしいが、人によっては5連休らしい。

休みには誰しもどこかへ行きたくなるようでニュースでは高速道路の渋滞が盛んに報道されている。

今日なんかもあちこちで40Kmだの50Kmだのという渋滞が続出しているらしい。

おもいおこせば1000円で乗り放題になってからというもの、一気に高速道路の渋滞がひどくなった。

民主党はこれをさらに「ただにする」という。

理由は高速道路を使って行き来が盛んになるから地方の活性化につながるということらしい。

でも、1000円でこの状態だから「ただ」になるといったいどんなことになるやら。

きっと車があふれかえって年中渋滞していることになるんじゃないかと心配する。

かえってどこへも簡単にはいけなくなる事態がおこるよ。

もともと高速道路は多少お金がかかっても、早く行けるから意味があった。

時間をお金で買う感覚。飛行機も新幹線も一緒。

渋滞ばかりの高速道路なんてのは実は低速道路となって、脇道なんてのも使えないしむしろ通りたくないよ。

排気ガスは多くなるし、大気汚染に加えて地球温暖化に拍車をかけるしで環境にも良くないね。

さらに言えば、今の休日料金の1000円にしても足りない分は税金から補填している。無料化すればもっと税金の投入がいる。新たな高速道路の建設に回さなくても維持管理費用はどうしたって発生するもの。

最低限の道路の維持管理の費用などを考えればそれこそ利用者負担ということで適当な価格設定ができるのじゃないのかなあ。

今のままだとフェリーはほぼ完全にアウトだし。

これは安ければ良いという問題でないように思うよ。

ちなみに、この連休では私と妻は普段と同じく近くに買物に行くくらいでほとんど車は使ってないなあ。

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