スターサイレントという制振合金を使っていて、この制振合金自体はいわゆる「まがい物」ではありません。特許も取っているので、調べて行くと制振という点からは車への取り付け方法にやや疑問がありそうです。効果がない訳ではなさそうですが、本来の制振性能を引き出せないように思えます。
スターサイレントは大同特殊鋼という会社が製造しているのですが、そこの説明を見るとワッシャーとして使う場合に一枚で使うより重ね合わせると制振効果が著しく高まるようです。厚さ1mm×2枚の方が厚さ2mm×1枚より遥かに効果が高いのですよ。○ーモンは厚さ2mm×1枚仕様ですので、どうせならと思って「長尾製作所」というメーカーに厚さ1mmのワッシャーを20枚(10枚一組)注文しました。
とりあえず、厚さ1mm×2枚で取り付けてみて効果を見てみようと思います。ただし、○ーモンの特許の詳細を見ると同製品の溝とか曲がり具合はナットを締めたときに弛みがでにくい仕掛けのようです。となると、できたら厚さ1mmと○ーモンの厚さ2mmの2枚重ねが良さげです。でも、これだと厚さの合計が3mmになるので安全性に問題が出てきそうな感じです。(厚さ3mmのワッシャー自体がありませんので・・)
うーん、やはり悩ましい。
ということで、今朝はもっとお手軽なところから攻めてみることにしました。「ロードノイズ低減」で調べて行くうちに、あるブログでボンネット裏に何かするよりワイパー側のボンネットとの間にあるゴムの中に充填材を入れておくとエンジンノイズ低減に効果があるとの記事が目に留まりました。ドアとの隙間にゴムのシールを入れて遮音するのと同じ考えですね。で、これをやってみようと思い立ちボンネットを開けました。ゴムはあるけど中に入れる物がない。でもよく見ると、エンジンルームとワイパーの間は薄い樹脂一枚で隔てているだけです。アコードHVのフロントは遮音ガラスになっているので、前方からのエンジンノイズもカットする効果があります。ということは、ここは要対策部位ということです。
前置きがずいぶんと長くなりましたが、要はこの樹脂のエンジン側にゼトロ吸音・遮音シートを張ってみたということです。ここは完全に盲点でした。外気の取り入れ孔もあるようなので遮音は必要かなとも思います。今まではワイパーを外して大掛かりに対策をする記事はたくさん見ましたが、どうもいまいち説得力がなくて放置していました。
で、その効果ですが、確かにありますね!エンジン音がかなり気にならなくなりました。その分相対的にロードノイズが目立ちますけどね・・。
今後は制振ワッシャーの取り付けと、もっと下のバルクヘッドにゼトロを張ることにします。
境目のゴムを外してます。樹脂の壁が見えます。 薄くて、エンジン音はいくらでも透過しそうです |
境目の樹脂には強度を補うための仕切り板があります |
ゼトロを仕切り板の間に入れるように貼っていきます このままだと不細工だし、いまにも落っこちそうです |
で、その上から長く切ったゼトロを貼って二重貼り |
なんとか見栄えも良くなって、まあまあですかね ボンネット裏のこのインシュレーターに○ーモンの 静音製品を足しても効果があるのかなあ |
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